レンジャーの朝は早い。

AM5:00 溢れ出る早朝感。

おじいちゃん並みの早起きをキメるのは、不眠時間 自慢治郎 その人である。

布団から出て、伸びをして、布団に里帰り。

そこから約2時間半、夢の世界へ・・・。



 たぐいまれなる淫夢の果てに、再び目を覚まし、飛び起き、飛び寝る。

三度寝、である。

そうして実際に活動を始めたのは午前10時をまわった頃。

日課の「足のニオイチェック」をし、今日は味ポンっぽいな・・・なんでだろう。などと不思議に思いつつ

支度をして家を出て、満員電車にて通勤の道のりを行く〜倦怠感に抱かれて〜

電車内にて熟女の熟れ果てた下品なニオイに興奮しすぎて、目的の駅を乗り過ごすこともしばしばだが

このままでは本当にクビになってしまいそうなので、理性を働かす。がんばれ! 理性!!

電車を降り、歩く。歩く。立ち止まる。歩く。しぼむ。ふくらむ。長袖に着替える。袖をちぎる。落ち込む。ふくらむ。

辿り着いたのはしょんぼりマユゲ慨apporo city 北支店・・・か。はたまた憂鬱のふるさとか。

よくわからんまま、自慢治郎はその建物の内部に侵入する。




自慢治郎「おはよう、みかんちゅわん」

みかん「あら、おはよう。相変わらず遅いわね」

自慢治郎「そうかい? 早すぎるくらいだ」

ゲロ「クービ! クービ! クービ!」

自慢治郎「お? なんだ? ケンカか? 俺の前世力士だぞ?」

ゲロ「冗談ですやん」

自慢治郎「まったく・・・コイてんじゃねぇぞゲロくそが。どうせお前の前世なんて“つまようじ”とかだろ」

ゲロ「ちがうよ。背油だよ」

自慢治郎「哀れか、貴様!! もうしゃべるな!! 誰が前世トークしろって言ったんだよ!! ふざけるな!!」

みかん「私は中世の羊みたいな髪型の人だよ」

自慢治郎「がんばれ」





その時、支店内に警報が響き渡る!!

その音は、よく聞くと「ワンカップ カタテニ オチブレテ・・・ ワンカップ カタテニ オチブレテ・・・」

と言っているように聞こえるのだった・・・。





みかん「魔人がでたみたいね」

自慢治郎「そうか。それはアレだな。それより昨日貸したファミ通返して」

みかん「あ!! ・・・・ごめん。あの・・・さっきトイレ行ったときに、紙がなくて・・・」

自慢治郎「それならいい。本望だ」

ゲロ「うらやましい・・・神様、来世はファミ通にしてください」

自慢治郎「哀れか、お前は」

ゲロ「哀れだ。悪い?」

自慢治郎「そうか。どうでもいい。さて・・・昼飯は? どうする?」

みかん「私クリがいい」

自慢治郎「クリて。乙女か」






その時である!!

支店長の六本木八本 枝毛祭開催頭髪所有カが

怒涛の勢いでやってきた!!




枝毛祭開催頭髪所有カ「貴様らぁぁぁあああああ!! 魔人警報なってヂブアガグァアギィイィイイィイィイイィイィイイイ!!!」

自慢治郎「ヒュゥウウッ!! ごめんなさい!! こいつ等のせいです!!」

枝毛祭開催頭髪所有カ「ウルスェエゲギギギヒィイイィイィイイイイイイ!!」



枝毛祭開催頭髪所有カは、三人を次々にブン投げ THE 窓の外へ。

三人は遠く彼方へ飛んでいき、星になってしまった・・・。



枝毛祭開催頭髪所有カ「フゥ・・・いい汗かいた」





つづく。






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